昨日は私たち日本スポーツコーチング協会北陸支部の研修に参加してくださった松田雄誠さんのハンドボールチーム、デポルターレH.C を私と山本講師と二人で見学させていただき、指導者の皆さんにもお話をうかがうことができました
小松市南部中学校体育館で活動するデポルターレH.Cは保育園年長さんから小学校6年生までが在籍するハンドボールチームです
石川県は全国でもハンドボールが盛んな地域で
その裾野を担っているチームと言えます
まずはじめに子どもたちがまぁ楽しそうに体育館にやってくること!
みんなの明るい表情やぴょんぴょこ跳ねながら体育館に入ってくるとこなんか、この時間を楽しみにしてたことがすごく伝わってきます
練習は保育園チーム、小学生チームと大きく2つに分けて行われています
チーム名のデポルターレはsportsの語源となったラテン語 deportare
からきているそうです
意味は 気晴らし、休養する、楽しむ、遊ぶ
「ハンドボールは跳ぶ・投げる・走るといったスポーツに必要な要素がすべて入っている
デポルターレH.Cではハンドボールを通して子どもたちがスポーツを楽しむきっかけになってほしい」
と松田さんは語られていました
練習前に他のコーチの方にもお話をうかがったところ少し前までは
「なんでできんのや?」
と言ったり、笑顔はひとつもなく厳しい練習ばかりしていたそうです
それが少し前から「楽しむ」ということへ意識的にシフトしてきたそうです
「どうしてですか?」と聞いたところ
「スポーツを嫌いになっちゃうから」という答え
まず、スポーツを好きになってほしい!
スポーツをする楽しさを味わってほしい!
という思いが伝わってきました
ラダーを使った練習では子どもの横に立って一緒にステップを踏み
「もっと声だせよー!」と言いたくなる場面でも無言(でも表情は柔らかく)で耳に手をあてて近づいていったり
高学年から低学年の縦割りチームを作って、わからないことは先頭の高学年に聞くんだぞーと指示して子ども同士のコミュニケーションを増やす工夫などもされていました
子どもたちのお母さんにも少しお話を聞いたところ
なんとデポルターレに来ることでこどものストレスがなくなるんだそうです!
今はぜんぜん弱くてーとコーチはおっしゃってましたが
まず子どもたちがハンドボールを好きになる、楽しむ
コーチ・子ども・保護者の信頼関係が出来上がっている
という点で今後がとても楽しみなチームだと思いました
今後は3対3でするストリートハンドボールの普及にも力を入れていきたいそうです
子どもたちが楽しみながら人としても成長し、
なおかつその競技で結果が残せる
そんなチームを作りたい指導者さんや保護者さんを応援したい!
というのが私の思いです
これからもご縁がつながった素晴らしいチームや指導者さんのことを紹介していきたいと思います
松田さん、デポルターレの皆さんありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (4件)
素晴らしい活動です。子供の可能性を引き出すことが、本当の指導者だと私は思います。頑張って欲しいクラブですね❗️
渡辺さん
はじめまして横山と申します
コメントありがとうございます!
私も渡辺さんと同じ思いです
こんなチームと指導者がもっともっと増えていくことを願っています✨
ありがとうございます。きっかけは渡辺さんとの出会いだと思います。これからも大事に楽しくやっていきますのでよろしくお願いします。
中川さん
コメントありがとうございます!
そして見学させていただき感謝です
渡辺さんとお知り合いなんですね(^^)